プロ野球だけじゃない!独立リーグの魅力とは?

観客席

日本で野球というと、セリーグ・パリーグの2リーグが属するNPB(日本プロ野球機構)のプロ野球が有名ですが、実は他にもリーグが存在します。それが独立リーグです。独立リーグとは、プロ野球に属さない地域組織が運営する野球リーグのことを指します。独立リーグが誕生したのは2005年で、四国4県のチームが属する四国アイランドリーグが発足したのを皮切りに、北陸や関西でも独立リーグが続々と誕生しました。近年では独立リーグに属する選手がドラフト指名されて、プロ野球で活躍するなど話題も増え、世間の認知度も高まっています。プロ野球や高校野球と比べると華やかさには欠けますが、プロ野球で将来活躍するかもしれない選手を間近に見れるなど、他のリーグとは違った楽しみ方があります。かつてプロ野球で活躍した選手が独立リーグに現役復帰して活躍するなど、独立リーグならではの楽しみもありますから、野球ファンであれば必見のリーグでしょう。

独立リーグの試合が開催されるのは地方の野球場ですが、試合が開催される日にはB級グルメの出店があったり、コアファン向けのレアグッズも販売されるため、子供連れから野球ファンまで誰でも気軽に楽しむことができます。地方の野球場だとブルペンの中の様子を見られたり、監督や選手を間近で見ることができるので、野球を身近に感じることができるでしょう。試合終了後は、選手と写真を撮影したりサインをもらうことも可能ですから、ファンにはたまらないサービスです。選手とファンの距離が近いことは、独立リーグの最大の魅力だと言えます。

バックネット裏でプロ野球を観戦する楽しさとマナー

ネット裏から観戦

プロ野球ファンの方であれば、一度はバックネット裏で試合観戦をしてみたいと思うのではないでしょうか。バックネット裏は打席が近く、ピッチャーが投げる球の速さを体感することや試合の流れを全体的に見渡すことができるため、迫力満点の贅沢な席でもあります。外野席や内野席よりやや値段は張りますが、ゆったりとした席で疲れにくく、選手を間近で見ることも可能です。

試合会場によっては席にクッションが付いていたり、テーブルやカップホルダーが付いていることもありますが、バックネット裏のチケットは予約制になっている球団も多くあります。そのため、テレビ中継などで顔がはっきりと分かるくらいの最前列などのチケットの入手は困難で、一般的に購入できるチケットはバックネット裏の上段や中央ではない位置の席となります。

そして、大切なのは観戦中のマナーで、テレビ中継をしている試合では携帯電話を使用しながら手を振ったり、通路に出て騒いだりすることはマナー違反です。あまりに酷い場合は係員に注意、もしくは退場させられることもありますから、マナーを守って観戦するようにしましょう。

MLBのバックネット裏からの観戦も日本とほぼ同様でチケットが高値ですが、専用のレストランの使用や質の良いサービスなど特権も豊富にあります。ただし、MLBの場合はバックネット裏に限らず、日本のような鳴り物や声援といった応援はマナー違反となりますので注意しましょう。

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